SSブログ

運指の事 (愚考) [練習メモ(寝言)]

ギターは例えば1弦開放弦のミの音でも2弦の5フレット、
3弦の9フレットと言うように違うポジションでも出す事が
出来る。
曲を弾く時に弾く音が前後の関係で一箇所しか考えられない
時は良いけれどそうは行かない。
運指にはいつも苦労し悩みの種です。
曲を弾く時に特に時間がかかる事は運指を決める事と
ギターでは編曲物が多いので譜面を決める事。
山の喩で言えば裏山や高尾山を歩くにはただ周りの景色を
楽しみ眺めながら歩けば良いけれど岩場を登攀する時は
手の運び、足の運びを全て慎重に決めないと登れない。
ギターも曲が難しくなって来るに従って運指を工夫しないと
弾けなくなる。
前提として運指は一つに限られない事が多い。
弾く人がどのように弾きたいのかという表現はそれぞれ
なのでそれに従って運指は変わる。
例えばここは音質から開放弦では弾きたくないと思い別の
運指を考えても矢鱈弾き難くなる、気が付いたら開放弦でも
タッチを工夫すれば問題ないというような事も良くある。
こんな難しい箇所一体どうするかと色々考えて上手い
運指を思い付くと苦労の甲斐がある。
基本的には運指は自然に思い付く運指、これは指に
無理が無く流れが良い。開放弦で弾ければ楽、ただ音の
流れに添って要求される音が出ないと曲にならないので
そこが運指の苦労する所。
運指も試行錯誤を繰り返して力を付けるしかない。
近年は店に並んでいる曲集を見るとタブ譜付きのものが
流行っている。ギターの経験の浅い人には運指は悩みの
種でタブ譜は助かるでしょう。ただ運指は一つに限定して
しまう事は表現を限定してしまう事なので苦労して
自分で決めて弾く事が大事でしょう。
また曲集で運指を見るだけで編者の音楽レベルを疑う物も
結構あるので極論すれば(ちゃんと)弾ければどんな
運指でも良い、と言いたい所だけれどそうも行かない。


20191112-3.jpg
今年は天候不順でドウダンツツジもカサカサ
20191112-2.jpg

20191112-1.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

いとしのクレメンタイン2019-11-12 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。